Tkinterで表示できる基本的なウィジェットの使い方をまとめてみました。
Tkinterの参考サイトはPythonのドキュメントにまとめられているので参考にしてみてください。
今回はラベルの使い方についてまとめていきます。
ラベル
以下のように表示する方法を記載していきます。
全体のコードは以下のようになります。
import tkinter as tk
root = tk.Tk()
root.title("ラベルの配置")
# No.1: 基本的なラベル
label01 = tk.Label(root, text='No.1: 基本的なラベル')
label01.place(x=0, y=20*0)
# No.2: ラベルの文字列変更
label02 = tk.Label(root, text='No.2: ラベルの文字列変更(変更前)')
label02.place(x=0, y=20*1)
resultsContents = tk.StringVar()
label02['textvariable'] = resultsContents
resultsContents.set('No.2: ラベルの文字列変更(変更後)')
# No.3: 画像の表示
label03 = tk.Label(root)
label03.place(x=0, y=20*2)
image = tk.PhotoImage(file='square.png')
label03['image'] = image
# No.4: フォントの変更
label04 = tk.Label(root, text='No.4: フォントの設定')
label04.place(x=0, y=20*7)
label04 ['font'] = "TkDefaultFont"
# No.5-1: 色の変更(文字色)
label05_1 = tk.Label(root, text='No.5: 色の設定(文字色)')
label05_1.place(x=0, y=20*8)
label05_1['foreground'] = 'red'
# No.5-2: 色の変更(背景色)
label05_2 = tk.Label(root, text='No.5: 色の設定(背景色)')
label05_2.place(x=0, y=20*9)
label05_2['background'] = 'red'
root.mainloop()
基本的なラベル
tkinterのLabelクラスを呼び出すことでラベルの設定ができます。第一引数にはウィンドウのオブジェクト、第二引数以降には各属性値を設定します。
label01 = tk.Label(root, text='No.1: 基本的なラベル')
場所を指定するにはplaceメソッドでX座標、Y座標を設定します。
label01.place(x=0, y=20*0)
ラベルの文字列変更
ラベルの文字列を変更するにはStringVarメソッドで変数を設定して、setメソッドで変更したい文字列を設定します。
resultsContents = tk.StringVar()
label02['textvariable'] = resultsContents
resultsContents.set('No.2: ラベルの文字列変更(変更後)')
画像の表示
画像を表示するにはPhotoimageメソッドで画像のオブジェクトを作成し、ラベルのimage属性に設定します。
image = tk.PhotoImage(file='square.png')
label03['image'] = image
※今回はlabel.pyファイルと同ディレクトリにsquare.pngという画像ファイルを配置しています
フォントの変更
フォントを変更するにはfont属性の値を設定します。
label04 ['font'] = "TkDefaultFont"
色の変更(文字色/背景色)
文字色を変更するにはforeground属性(fgでも可)を設定します。
label05_1['foreground'] = 'red'
背景色を設定するにはbackground属性(bgでも可)を設定します。
label05_2['background'] = 'red'
設定する値は ‘red’ などの色名称か、’#ff0000′ などのカラーコードを設定します。